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棚卸表を確認する

棚卸表では、今回数えた在庫(棚卸在庫)と比較対象を並べて、数量や金額の差異を確認できます。比較対象と表示される項目は、在庫管理機能・ロット管理機能の利用状況によって変わります。

利用状況比較対象主な特徴
在庫管理機能を利用・ロット管理機能がON理論在庫(ロットごと)商品ごとにロット単位の行で表示。入荷日・有効期限の列あり
在庫管理機能を利用・ロット管理機能がOFF理論在庫(商品ごと)1商品1行で表示
在庫管理機能を利用していない前回在庫(前回の確定済み棚卸)比較する前回在庫をカレンダーで切り替えられる

「理論在庫」とは、入庫・出庫・廃棄の登録内容から計算した、棚卸を開始した日の終わり時点の在庫数です(計算のしくみは「在庫表の使い方」をご覧ください)。

ロット管理機能のON/OFFは「システム設定を変更する」で切り替えます。作業中の棚卸は、設定を切り替えるとすぐに新しい表示に変わります。確定済みの棚卸と、確定済みの棚卸から再棚卸で作った棚卸は、確定したときの表示のまま変わりません。

3つの利用状況で共通の見方

  • 行の色: 赤色の行は、仕入単価・商品カテゴリ・評価単位のいずれかが未設定の商品です(このままでは確定できません)。黄色の行は、比較対象にはあるのに今回数えていない商品です。数え忘れがないかご確認ください
  • 差異: 数量差異・金額差異は「今回の棚卸在庫 − 比較対象」で計算されます。どちらかの値がない場合は「-」と表示されます
  • 表示の切り替え: 「すべて」「要確認」で、赤色・黄色の行だけに絞り込めます(作業中の棚卸のみ)
  • 操作ボタン: 「編集」(確定済みの棚卸では「詳細」)は、今回数えた商品の行にのみ表示されます

ロット管理機能がONの場合

在庫管理機能を利用していて、ロット管理機能を「利用する」にしている場合の表示です。今回数えた在庫を、ロット(入荷ごとのまとまり)ごとの理論在庫と比べます。

画面上部には「棚卸金額合計」「理論金額合計」「金額差異」が表示されます。

明細の見方

1つの商品が、ロットごとの行に分かれて表示されます。

  • 棚卸開始日時点で残っているロットが、入荷日の古い順に並びます。各行に「入荷日」「有効期限」と、そのロットの仕入単価・理論数量・理論金額・棚卸在庫・棚卸金額・差異が表示されます
  • 入庫の記録と結びつかない在庫(在庫管理機能を使い始める前の棚卸で数えた数量など)がある場合は、先頭に入荷日・有効期限が「-」の行が表示されます
  • 棚卸金額は、ロットごとの仕入単価で計算されます。先頭の「-」の行だけは、ロットの仕入単価がないため、商品一覧の仕入単価で計算されます

ロット管理機能がONの場合の棚卸表

数えた商品のロットを選ぶ

「商品を割当る」や「商品を追加する」で商品を選ぶと、ロットを選ぶ画面に切り替わります。各ロットには入荷日・賞味期限・残数量・メモが表示されます。数量を入力すると、入荷日の新しいロットから順に自動で選ばれます。

出庫では古いロットから選ばれますが、棚卸ではその逆です。古いロットから先に出荷されるため、棚卸の時点で手元に残っているのは新しく入荷したロットであることが多いためです。

  • 実際のロットと違う場合は選び直します
  • どのロットか分からない場合は「ロットなし」を選びます。棚卸表では新しいロットから順に数量が割り振られます
  • 保存するには、ロットか「ロットなし」のどちらかを選んでください
  • 棚卸数がロットの残数量を超える場合は注意書きが表示されます。超えた分は最も古いロットに上乗せされます

割り当てたあとにロットを直したい場合は、行の「編集」から「ロット」欄で選び直します。

ロットに仕入単価が登録されていない場合、棚卸を確定できません(「仕入単価が未入力の入庫データがあります。」と表示されます)。入庫で仕入単価を入力しなかったときは商品一覧の仕入単価が引き継がれるため、通常は起こりません。入庫した時点で商品一覧にも仕入単価が登録されていなかった場合に起こります。確定時に表示されるメッセージで対象の入庫を確認し、入出庫表で仕入単価を入力してください。

CSV出力

「CSVを出力する」の出力形式は次の3つです。

  • 集計行のみ: 商品ごとの合計だけ
  • 集計行+ロット内訳: 商品ごとの合計行の下に、ロットごとの行も含む
  • 明細のみ: 撮影単位の明細行だけ(数量・単位のみで、単価・棚卸金額は出力されません)

ロット管理機能がOFFの場合

在庫管理機能を利用していて、ロット管理機能を「利用しない」にしている場合の表示です。今回数えた在庫を、商品ごとの理論在庫と比べます。

画面上部には「棚卸金額合計」「理論金額合計」「金額差異」が表示されます。

明細の見方

1つの商品が1行(2段)で表示されます。主な列は次の通りです。

列内容
仕入単価/理論数量商品の仕入単価と、棚卸開始日の終わり時点の理論在庫数
理論金額理論数量 × 仕入単価
棚卸在庫/棚卸単価/棚卸金額今回数えた数量と、その金額
数量差異/金額差異棚卸在庫 − 理論数量、棚卸金額 − 理論金額

ロット管理機能がOFFの場合の棚卸表

数量差異がある場合は、入庫・出庫・廃棄の登録漏れや、未割当のまま残っているものがないかをご確認ください。

在庫管理機能を利用していない場合

在庫管理機能を利用していない場合は、今回の在庫と「前回在庫」を並べて比べます。画面上部には「棚卸金額合計(今回)」「棚卸金額合計(前回)」「金額差異」が表示されます。

初期状態では同じ拠点で今回より前に確定した、直近の棚卸が自動で比較対象になります。「先月ではなく前期末と比べたい」「特定の月の棚卸と見比べたい」というときは、比較対象を任意の確定済み棚卸に切り替えられます。

比較する棚卸を選ぶ

画面上部の「前回在庫」の横にあるカレンダーアイコンをクリックします。

棚卸表の前回在庫とカレンダーアイコン

カレンダーが開き、確定済みの棚卸がある日付だけを選べる状態になります。棚卸がない日付や、今回の棚卸日以降の日付は選べません。別の月を見たいときは、カレンダー右上の「<」「>」で表示月を切り替えます。

前回在庫を選ぶカレンダー

日付をクリックすると、「前回在庫」の日付・棚卸金額合計(前回)・金額差異と、明細の前回在庫の列がその棚卸の内容に切り替わります。

選んだ棚卸との比較結果

選んだ比較対象は棚卸ごとに記憶されます。別の画面に移動して戻ってきても、同じ棚卸を開いている間は選んだ前回在庫のまま表示されます。

直近の棚卸に戻す

「直近の棚卸を参照」をクリックすると、選択していた比較対象が解除され、直近の確定済み棚卸との比較に戻ります。

直近の棚卸を参照ボタン

CSV出力・再棚卸との関係

  • CSV出力: 比較対象を切り替えた状態で「CSVを出力する」を実行すると、選んでいる前回在庫との比較結果がそのまま出力されます
  • 再棚卸: 比較対象を切り替えた状態で再棚卸をすると、新しい棚卸表でも同じ前回在庫が比較対象として引き継がれます
  • 確定済みの棚卸: 確定済みの棚卸表でも比較対象を切り替えられます(今回側の内容は確定時のまま変わりません)
・比較できる棚卸がまだない場合、「前回在庫」は「該当なし」と表示され、カレンダーアイコンは表示されません。

・カレンダーアイコンをクリックしても日付が選べない、警告が表示されるといった場合は、時間をおいて画面を開き直してください。改善しない場合はサポートまでお問い合わせください。